■ 音風景2
ミュージシャン at チャリティーコンサート'01/02
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掲示板から [348] チャリティーコンサート 投稿者: 投稿日:2001/02/10(Sat) 23:45 ご縁あって沼津で行われた「三宅島被災チャリティーコンサート」を 見に行ってきた。 広告に使われたコンサート風景の写真の楽器構成が 自分には親近感ある物だったせいもあって、お誘いにのってしまった。 生ギターってやっぱ楽しいわな・・とか、 やはり、こんな曲のリズムは落ちつくわ・・とか、 ハンドベルって高貴だねぇ!・・とか、 楽器がうまいのもいいけど、やっぱフォークソングは こういう歌声の魅力ってのが本道だねぇ・・とか、、、 あれこれ勝手なことを思いながら楽しんでいた。 出演される方は年齢的には自分にとっては少し先輩達で、 楽しさと共に、懐かしい思いも混じって聞いていた。 トリのメインバンドの時に、それまで司会をされていた方が、 「重い皮膚病にかかり、爪も全部取れてしまい、楽器も持てず」 と言った話をされていた。 でも、その方は進行役として場を盛り上げ、かつ、歌っておられた。 楽器を持って歌い慣れると、楽器がなくてマイクを前にすると 調子が変わってしまい、大変なこと・・・ でも、張りのある声で楽しそうに。 暗い話で恐縮だが、 自分は左手親指の第一関節の少し上から落としてしまったことがあって、 術後、治療中、病室でうたた寝したときに、 何だか、自分がギターを弾いている夢を見た。 楽器なんてずっとさぼっていたのに。 あれ、俺、結構うまいじゃん(^^;)なんて。 夢から覚めれば、目の前には、 固めきって、自分の力では関節も曲がらなくなっている、 包帯ぐるぐる巻きの指が相変わらずあったのだが。 思い出してしまった。 その話の後の曲が、自分の大好きな「PPMのパフ」* 何とも言えないものがあった。 あの時、あと、2ミリ下にずれていたかと思うと、 本当に、更に更にぞっとする。 今、元々下手くそだったので、進歩もないが後退も適度に、 と言う程度では楽器が持てているのと、 探していた間は、10年以上音楽仲間が見つからなかったのに、 ご一緒していただける方がいることに改めて感謝した。 チャリティーに際しては貧者の一燈を、細々とともさせていただいたが、 ほんとうに、三宅島の方が早く帰れるよう祈ると共に、 その方の病気平癒・楽器への復活を願わずにいられない。 *「パフ」 パフは魔法の竜、海のそばに住んでいました。という 一風変わった可愛らしいアメリカのおとぎ話ソング。 で、PPMが先般来日公演したときに 「lives by the sea 今も住んでいるよ!」と歌ったそう。(友人の話) 色々な意味で自分も「そうだ」と信じたい。 *この言葉は 某HPに載せるにあたり、個人の話も載っているものなので 主催の方に承諾をお願いした。 即座にご快諾をいただいたばかりか、メンバーへの連絡もいただき、 更に、後日、その日のFM放送用に録音されたCDもいただいた。 メンバーの真摯な思いをもいただいた気がする。