■ 七面山との出会い

山歩きの先に七面山
- 敬慎院横より
- 「秋たけなわ」のさわやかな日。好きな写真。
- この風景にもう一度出会いたくて今も登っているような気さえする。
- 拙い写真ではあるが。
七面山と出会ったきっかけ
- (以下引用)*******
- 日蓮宗総本山身延山久遠寺の奥の院としての七面山は
- 日蓮上人の愛弟子、日朗上人が開祖である。
- 霊場としてのきびしい雰囲気もさることながら、
- 私たちはこの山に展望をもとめて登る。
- 南アルプスから富士山、
- ことに御来迎場や七面山大ガレ上からの朝夕の富士山は絶品である。
- (引用以上)「白旗史朗著 アルペンガイド(5)南アルプス 山と渓谷社」
- 写真家の白旗史朗の当地からの富士山の写真に魅せられ、上記ガイドより
- 「自分でも登れそうな山」として、この山に登ることにした。
- 最初は驚きの連続だったが、たまたま自分の家が同系列の宗派の寺の檀家
- だったことや、現地で出会い同行してくださった方の親切もあり、
- 同書の「登山者はそこが霊場であることを忘れないこと」
- という記述を思い出しながら、この山を楽しむことができた。
- この山は祈りの山である。
- 何時間もかけて、自分の足で登ってくる者に対しては、
- たとえ、自分のような中途半端な写真愛好家でも拒まない。
- また、この山は何も強制しない。
- 登るのも、5000円程度の宿泊費以外のお金も。
- 何度かこの山に登ったが、本当に安心できる山だと思う。
- この山で自分が見たものは、自分の写真にも残してみたいと思うのだが、
- 自分自身が年に1~2回のペースなので、
- 量・質共に、遅々としてしか増えていかない。
- 基本的に守っていることは、山の秩序を乱さないこと。
- 人を撮る場合、シルエット・バック以外の時は了承をとること。
- 頼まれたら、快く撮り郵送もしてあげること。である。
- この山に登る人は、明るい人が多い。少しで も荷物を減らしたい時なので、
- カメラを持たない人も多いので、郵送を頼まれることも多い。
- そんな時には、気軽に引き受けることも楽しんでいる。
- 楽しく撮りためて来たつもりだし、今後も少しずつでも増やしていきたいと思う。
- 今はまだ、通過点にいる。
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- 参考:(ホームページ作成頃の料金)
- 平成12年1月、参籠3,200円+開帳2,000円
- 計5,200円/人(1泊2食)
- 登り始めた頃、敬慎院の大ヤカン前には
- 「お米を持って登ったら宿泊費はいくら」というような
- すすけた張り紙もありました。
- 当時、既にケーブルも敷設されていましたので、
- ルールとして運用されていたかどうかはわかりません
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- 参考:(現行料金)
- 平成30年4月1日改訂、参籠4,500円+開帳2,000円
- 計6,500円/人(1泊2食)
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- 参考:
- なお、上記引用した白旗氏の文章に対して、
- 七面山の位置付けの表現について
- 疑問を感じたのである方に質問したところ、
- 下記のアドバイスを頂きました。
- 正しくは下記を参照いただきたいと思います。
- >七面山ですが、たしかに身延の飛び地であり総本山久遠寺の管理下にありますが、
- 「久遠寺の奥之院」という表現ですと身延山上にある思親閣を指すことになりますので、
- 久遠寺の境外仏堂とされたほうが適切だと存じます。97.11.26
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- 参考:
- 上記の自分の文は「昭和」ですね。
- 近頃だと、山で撮影を頼まれたりすることもほとんど無いし、
- あったにしてもスマホ。
- 「郵送の為に住所を交換」なんて、ありえない現象!
- 面倒さも無くて、合理的 &・・・
- この山にあっては少しの寂しさ。2023.05ホームページ全面改定時